天然フルボ「粒」の効果|ロッキー天然フルボ輸入販売|フジトレーディング株式会社

天然フルボ「粒」の効果

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 「粒」の特徴

腐植率約80%で、不純物の少ない最高品質の腐植物質を含みます。 
重金属などの不純物の含有が少なく、高純度の腐植を提供します。 
陽イオン交換容量(CEC)は247で、カルボキシル基やヒドロキシ基を多く含んでおり、
土壌中での反応(例:キレート化)をスムーズにします。 

「粒」の効果

植物活性効果(主にフルボ酸の働き)

腐植物質の中の水溶性成分のフルボ酸には、植物ホルモンを活性化する働きがあります。
(オーキシン、サイトカイニン、ジベレリン、アブジシン活性の研究結果が発表されている。)→発芽、発根、根茎の生育促進、老化防止などの効果があります。

物理的な効果(主にフミン酸の働き)

物理的な効果(主にフミン酸の働き)
土壌団粒が形成され、排水性・保水性・気相率が改善されます。
→耕盤層の改善、毛細根の発達の効果もあります。

化学的な効果

・CEC(陽イオン交換容量)の向上(フミン酸やフルボ酸の働き)
→肥糧の流亡を防ぎ根焼けのリスクを軽減します。
・リン酸固定化の軽減(主にフルボ酸の働き)
→土壌成分の鉄やアルミと結合しているリン酸をフルボ酸が鉄やアルミと結合してリン酸の有効化をします。

生物的な効果

土壌有機物が増えると土着菌が活性化され、放線菌、細菌、糸状菌のバランスが整います。

ロッキー天然フルボを
施用して1か月後 →

ロッキー天然フルボを
施用して1か月後 ↓

微生物の種類、数が増加し、菌層のバランスが整ってきている。

土壌団粒試験

腐植酸と保水力

・フミン酸は、多くのプラス電荷とマイナス電荷を持ち、両性、つまり陽イオンと陰イオンの両方と反応する能力を持ちます。
この両極性の特性により、水分子(H₂O)が存在すると、水分子がフミン酸分子に付着する引力が働き、物質の水和を引き起こします。フミン酸分子は、その分子量の20倍もの水分を保持することができます。

・この保水能力は、フミン酸を様々な種類の土壌に導入した場合にも発揮され、その結果、水不足に陥った土壌の水分を保持し、様々な作物の水不足によるストレスを軽減することができます。

・フミン酸とフルボ酸の複合施用は、コロイドやフミン‐粘土複合体を形成する確率が高く、土壌の保水力を高めることが報告されています。また、フミン酸を施用すると、植物のプロリンやグリシンベタインなどの適合溶質が増加することが示されており、これは水ストレス下にある植物の適応戦略です。

腐植酸と肥料成分

窒素

・腐植物質の施用は、ウレアーゼ活性を阻害し、施用後最初の数週間の加水分解過程における初期アンモニウム濃度を低下させます。アンモニウム濃度が低ければ低いほど、硝化作用が低下し、その結果、窒素溶出量が大幅に減少します。

・腐植物質は、陽イオン交換容量(CEC)と陰イオン交換容量(AEC)の両方が高く、それぞれ200~300meq/100gと250~275meq/100gです。これらは、腐植物質の不溶性画分であるフミンと直接関係しています。CECは、揮発によるアンモニウムの損失を抑えるために、アンモニウムを封じ込める役割を担っています。一方、AECは硝酸塩の封じ込めに役立ち、溶出による損失を減少させます。

カルシウム

・土壌には、大量のカルシムが含まれている。陽イオン交換容量(CEC)の高い腐植酸(HA)は、土壌を負に帯電させることなくカルシウムイオンを供給し、土壌からのカルシウムの溶出を防ぎます。

・腐植酸とカルシウムの最も重要な相互作用のひとつは、それらが協力して土壌団粒を形成することです。

・また、HAとCaはHA-Cacplexという土壌溶液を形成する。HA-Cacplexは、カルシウムの利用を促進し、植物のカルシウム含有量を増加させ、根の発達と成長を促進します。

 ロッキー天然フルボの相乗効果

 「粒」~土壌改良効果~

・発芽や発根、根や作物体の生育の促進→養分吸収の促進 
・土壌の団粒化 
・リン酸固定の軽減、肥料吸収の効率化 
・微生物の活性化 
・地力、保肥力の向上

「液」~植物活性効果~

・植物ホルモンを活性化しシュート形成、発根などを促します 
→オーキシン、サイトカイニン、ジベレリン活性

 ・葉面散布材などの吸収率を向上させ肥効を高めます
 

「粒」「液」共に同一作物に使用すると相乗効果で早期に効果が表れます。